風呂敷を用いた保育園の年齢別の遊び方

戦国時代に起源を持つ風呂敷は、もともとは荷物を収納するために
用いられていたアイテムです。主に木綿や麻といった天然素材の生地で
作られていて、約1尺(40センチメートル)四方の大きさになっているのが特徴です。

風呂敷の古来の用途

現在でも結納品を包むのに活用されていて、冠婚葬祭では必ず手にされるものです。
この風呂敷は扱う方次第で色んな活用方法があり、そのひとつに保育園の遊び道具でも
使われるようになりました。簡単にここで、その遊び方の年齢別のレクチャーをしていきましょう。

まず年少に値する3歳から4歳の場合だと、生地を上下に揺らして飛び越える遊びができます。
縄跳びでおこなうのが一般的ですが、この年代だと縄を回す力が弱いものです。

その点、布であれば楽々と上下に動かせます。5歳から6歳の年齢であれば、
変身ゴッコで活用することが可能です。この年頃のお子さんは特撮番組をよく見ており、
そのキャラクターの大半がマントを身に付けています。

風呂敷は1尺(40センチメートル)の大きさなので、身長120cm程度の幼児なら
十分マント代わりになるものです。お友達たちや教諭たちと
ヒーローになりきって遊ばれること間違いなしです。

 

発育教育にも役立つ活用術

保育園で子供たちがのびのびと遊ぶのに使える風呂敷ですが、発育教育にも
大いに活用することが可能です。昨今は特に幼児教育に力を入れる施設が増えており、
預けている保護者もそれを望まれて教育施設を吟味されてるほどです。

ここでその風呂敷を使った英才教育を述べていきましょう。
四方1尺(40センチメートル)の正方形となっているのが、この風呂敷の特徴です。
すでにおわかりの方のいらっしゃるでしょうが、正方形であることから
折り紙のように扱うことができます。

生地の角を対角線に合わせて二つ折りにしていけば、小さな三角形になります。
指を動かし、どんな形になるのかを想像することで創造性を鍛えることが可能です。

子どもと使う

ほかにもボールや積み木などの遊具を風呂敷で包んで片付けるという指導をすることもでき、
使ったものを自分で仕舞う動作を身に付けさせることもできます。

活用術は平たく言えば無限大であり、アイデア次第でお子さんの情操教育に
大きな影響を与えるでしょう。柔らかいので幼児が遊び道具にしても、
一切怪我をする心配もありません。

お安い価格で購入できるのも魅力のひとつで、園児たち一人ひとりに
教材という形で配布をしても良いものです。