個人で少ない枚数を注文したい時

今の時代に風呂敷を使う機会はだいぶ減ってしまいました。
一般的には物をただ運ぶだけならば、格安で購入できるカバンや
リュックサック等の便利なものがいくらでもあります。

ですが、これは言い換えればこうした時代だからこそ風呂敷は逆に輝くのです。

今ではあまり使わないからこそ、使ってみると古風な印象が
良い意味で感じられるため、独特な雰囲気を醸し出すことが出来ます。

風呂敷の時代

ちょっとした高価な品物を包む時には大きく役立ちます。
そこで、自分だけのオリジナルのものが欲しいと考える人もいるでしょう。

オリジナルのものならば、より一層の特別な感覚がしますので、
印象アップに繋がること間違いありません。

ですが、これは製作する側にすると面倒な話です。
一般的に製作する側としても1枚だけを作るよりも、
多数の枚数を同時に生産したほうがはるかに安上がりで効率が良いからです。

こうした注文をするのは企業等の大口取引だけと考えてしまうことは自然です。

ですが、最近では少ないロット数や個人向けに1枚からでも製作してくれる場所も出てきています。

インターネット等を見てみると、法人よりも個人をメインに商売をしている
新しい少数だけ作るビジネスも盛んに行われていることが分かります。

これならば自分専用の風呂敷を作っていくことも十分に可能になります。

こうしたお洒落な道具も今ではインターネット等を使えば簡単に情報収集できますので、
早速調べてみて探してみることをお勧めします。

特にインクジェットなどの印刷技術の発展により、デザインの自由度も
かなり広くなっていますので、試しに1枚作ってみてはいかがでしょうか。

 

重箱を持ち運ぶなら風呂敷が最適

重箱を持ち運ぶのに風呂敷で包むと便利です。
目安としては、重箱の垂直方向の周囲の長さに40cmを足したものが、
風呂敷の対角線の長さになるものが適しています。

規格によって重箱の大きさがまちまちで当てはまらない場合もありますが、
大体1辺の長さが1mずつあれば大きめの重箱にも対応できます。

気に入った生地を購入して、風呂敷を自分で作るのもおすすめです。
家で洗濯できて比較的丈夫な、薄手のブロードやスケア等の綿生地が良いでしょう。

綿素材の利便性

生地が厚すぎると結びにくく大変です。

色も豊富で重箱に合わせるのも可能ですし、洋風のポップな柄や
和風のプリント柄も多く、好みに合わせて選べます。

生地幅が1m前後のものを生地幅の長さに合わせて購入します。

出来上がりを正方形になるように印を付け、それに合わせて
周囲を三つ折にします。

ミシンでそのまま縫ってもいいですし、手縫いでまつり縫いにすると、
縫い目が表側に目立たなくなりますので、丁寧な仕上がりになります。